ZETAアライアンスの取り組みとして活動中の「スマートビルディング・ワーキンググループ(以下WG ※1)」では2019年2月、神奈川県横浜市内においてZETAスマートビルディング・アプリケーション・プラットフォームを活用した実証試験に着手しました。地上14階地下1階のオフィスビルの屋上にZETA AP(基地局)、5階・1階・地下1階に中継器を設置することで、ビル内のほぼ全域にZETA通信インフラを構築し、アプリケーション・プラットフォームの稼働確認用として温室度、震動、電流値などの13台のセンサーを取り付けました。
特に中継器の配置はビル内でのマルチホッピングを実現し、ZETAの優位性を十分に発揮しています。各センサーからの測定値を安定して受信できること、取得したデータをアプリケーション・プラットフォーム上で客観的に「見える化」されることを確認のうえ、ビル・メンテナンスコストの削減や資産価値の向上に対してZETAが具体的にどのように貢献できるのかを実証して参ります。
ZETAアライアンスでは、希望する会員メンバーを募り、アプリケーションを搾り込んでZETAの社会実装やZETAを利用した事業化を検討するために、ワーキンググループ活動を行っております。2019年2月現在、スマートビルディングをはじめ「環境ビジネス」「鉄道」の3つのワーキンググループが活動しており、各々のテーマに基づいた検証および事例の開発を行っております。来る3月1日には各ワーキンググループの活動報告会をZETAアライアンスメンバー向けに開催いたします。
第1回ワーキンググループ報告会
https://zeta-alliance.org/contents/20190216579